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21:Colibri KickStart (Colibri Original)



変り種ライターとして有名な、Colibriのキックスタートです。
ちょっとレアなオリジナル(ボディがベークライト製!)を入手したので、今回は復刻版と比較しながらご紹介。
左がオリジナル、右が復刻版です。

モノポールの記事でも触れましたが、Colibri社の社名の元にもなったこのライター。
というか普通は、Colibriといえばキックスタート、というぐらいにColibriを代表するライターです。
このblogではおいらの個人的趣味で、モノポールを全面プッシュしてますがw

キックスタートは、現在はウィンドミル社から復刻販売されています。
パーツを英国で生産、日本で組み立てを行っているようです。
(Colibri社は現在も英国でライターの生産販売を続けています)
ちなみにColibriとは「完成された小鳥」の意味。ハチドリの事です。

ぱっと見て一番違うのが、レバー部。
キックスタートは細かい改良が加えられながら販売されていたようです。
生産時期により、レバー部等に差異が見られます。
eBayでもオリジナルのキックスタートはあまり出品されませんが、この個体と同じレバー部の物は1回見た事があるだけ。比較的古い時期の物のようです。

KickStart-1R.jpg

ビンテージライターといえば、マイナスネジ。
ですがこの個体、マイナスネジですらなく六角ボルトですw

KickStart-2F.jpg

レバーのボタン部が小さくて、指が痛いです・・・
ヤスリのホイールもかなり小さめ。

KickStart-2R.jpg

キックスタートをご存知無い方の為の解説。
レバーを指で押し下げると、レバー後部のでっぱりが、アーム部を押し上げます。
そのまま指を離すと、バネでレバーが戻り、レバーに固定されているヤスリが回転、着火します。
この着火アクションがバイクの始動方式に似ている事から、キックスタートと呼ばれます。
本来の商品名は「Colibri Original」
消火の際は指でアームを降ろして消火です。
こういった片手で着火できるライターを「ワンハンド」
ワンタッチで着火、消火できるものを「オートマティック」
ワンタッチで着火、消火は別アクションのライターを「セミオート」
と呼んだりします。
キックスタートやThorensのクロウモデルは「ワンハンド・セミオート」、
モノポールやRONSONは「ワンハンド・オートマティック」になります。

KickStart-3O.jpg

オリジナルと復刻版を一目で見分けられるのが、ボトム部。
オリジナルはオイル注入口が左右に1つづつ、真ん中がフリント挿入口です。
ボトム側面が少し欠けてるのが、とっても残念 orz

KickStart-3W.jpg

復刻版はオイル注入口が1つしかありません。

KickStart-4O1.jpg

オリジナルのオイル注入口のネジの片方は、内部に予備フリントが格納できます。

KickStart-4O2.jpg

KickStart-4W.jpg

復刻版は、フリント挿入口のネジを外すと、上下に2つ穴が空いてます。
ここに予備フリントが2つ格納できます。

ぶっちゃけた話、火は小さいし着火率は悪いし風には滅茶弱いし何度も再着火してると指が痛いし、とロクなライターじゃありませんw
復刻版もその点はまったく同じ。
でも妙に味のあるライターです。

キックスタートもかなり長い期間生産されていたようですが、後年、このままの形と着火方式でガスモデルも生産されたようです。
これがまた、結構いいお値段になってまして・・・いつかは欲しいです。
Lighter Colibri/Jbelo/Ibeloコメント(0)

12:Colibri MONOPOL LongBody

MONOPOL-LONG-1.jpg

コリブリ・モノポール。
ビンテージライターに興味がある人なら、一度は聞いた事があるモノポール。
そのロングボディタイプです。
他には、一般的なスクエアボディ、女性向けのショートボディ、シガレットケースに組み込まれた薄型タイプなどのモデルがあります。
着火性能、使いやすさ、堅牢性などから、「完成されたライター」の異名を持つ、安心して常用できる数少ないビンテージライターです。

閑話休題
先日、常用にしていたスクエアボディを紛失してしまいまして orz
eBayで探して見つけた一品。しかもあまりタマが出ないロング!
意地でGETしましたw

MONOPOL-LONG-2.jpg

閑話復活
写真のように、ガワからインナーケースを引き抜いて、底から給油します。
ガワは鏡面仕上げ、エンジンタン、オーナメントが配された物、白蝶貝で装飾された物など、バリエーションに富んでいます。

MONOPOL-LONG-3.jpg

コリブリ社、そしてモノポールは多少複雑な変遷を辿ります。
第一次大戦後、Lowenthal兄弟によりフランクフルトにJBELO社が設立されました。当時はライターとパイプを製作していたようです。
そして1928年、有名なキックスタートが開発されます。当時の製品名は「Colibri Original」。
1933年、JBELO社の経営を彼らの妹に託し、Lowenthal兄弟はイギリスに渡りコリブリ社を設立、モノポールを開発します。モノポールは大ヒットを記録し、世界各国に輸出されました。
そして時代は第二次大戦を迎えます。
爆撃により、ロンドンの本社と工場は壊滅。
さらに生産拠点の一部をドイツに持つコリブリ社は、東西分割による影響を大きく受ける事になります。
その後、米KREISLER社の支援により、コリブリは再生していきます。
コリブリ社がこういった経緯を辿る中、モノポールはおよそ30年間、製造が続けられました。
その為、底面の刻印には"Colibri","JBELO","Colibri by Kreisler"といった複数の種類が存在します。

MONOPOL-LONG-4.jpg

非常に使いやすいモノポールですが、風に弱いのが唯一の泣き所。
まぁ風防の無いライターの宿命でもありますが・・・
実はモノポールにも、風防付きモデルが存在します。レア物w

height: 55mm
width: 40mm
depth: 13mm
weight: 62g (オイル・フリント込み)

Lighter Colibri/Jbelo/Ibeloコメント(0)

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